記憶②
2019.1.28 (月)
zero
いつだって私が欲しい言葉をくれるのは今までも翔くんだった。
きっとこれからも、変わらない。
口にすることの怖さを誰よりも分かっていて、
それと同じくらい言霊を信じている人だから。
その翔くんが言ったんだ。
あぁ、もう、大丈夫だ。
2020.12.31以降もファンでいてもいいか、という質問に
____それはもちろんこれほど嬉しいことは無いです。
よかった。嵐のファンで居られなくなったら
私は私でなくなるから。
ここにいていいよ。と言われた気がした
記憶①
まさか自分がこんな気持ちになる日が来るなんて思いもしなかった。
だからここにその時の気持ちを記しておこうと思う。
2019.1.27
夕方
私はソファに横になって録画していた夜会を見ていた。
突然ケータイがすごい勢いで鳴った
それはもう私の誕生日の非ではない勢いで。
何となく気になってケータイを見たら
私の気づかないうちに世界は180°変わっていた。
嵐 2020.12.31 活動休止
まだ公式の動画も文章も見ていないのに、読んでいないのに、
涙が溢れて止まらなかった。息が出来なかった。苦しかった。
嗚咽を通り越して獣のような声にならない叫び声をあげながら泣いて泣いて泣いた。
理由もなにも分からなかったからまずは動画を見ようと
無意識に手が動いて再生ボタンを押した。
何を喋っているのか分からなかった。理解が出来なかった。
動画を見て5人からのメッセージを読んで
こんな時でも翔くんの書く文章は綺麗だな、と場違いなことを思っていた。
ソファに倒れ込んで動けないまましばらく経ったころ、
どうやら8時から会見が開かれるらしい、Mr.サンデーが1番に放送するらしい、という情報が入ってきて、必死に容量を空けた。
ちょうど会見が終わったと思われる頃、各ネットニュースから会見の写真があがってきた。
.....あれ?嵐って活動休止の発表をしたんだよね?
と思うほどそこには私の大好きなあまりにも嵐らしい笑顔の5人がいた。
黒いスーツを着て、重苦しい表情で、という会見だと思い込んでいた私は
早くもここでほっとしてしまう。
そして直後に始まったMr.サンデー
活動休止会見をしてるのにさらに好きになるって、
何回も笑ってしまったよ
好きが増しすぎて幸せまで感じちゃったよ
嵐はもちろんファンも大事にしてきた 5 という数字。
あぁ嵐は本当にこの道を選ぶんだなと思った。
1人でもかけたら嵐じゃない。
5人で嵐。
とても強い意志を感じた。
嬉しかった。
それはあまりにも私の解釈している嵐と乖離がなかったから。
私の思う嵐と5人が思う嵐が同じだと思えたから。
人生のどん底に突き落とされた日にその原因(という言い方は当てはまらないけど思いつかない語彙力、!)となった人たちのおかげでその日にますます好きになるなんて。
去年1年間本当に本当にいろいろあったから
"もしも"を何度も考えたりしてた。
その"もしも"とはあまりにもかけ離れた感情に驚きを隠せないながら
ZIPだけ録画してあったかい気持ちで眠りについた。